行政書士を目指している人にとって気になるのは将来性です。
資格取得したものの、それがあまり意味がなくなってしまうようでは文字通り意味がありません。
自分自身にどのような事をもたらしてくれるのか。
これもまた、とても大切になってくるのは言うまでもありません。
どれだけ苦労して取得したとしても、あまり将来性がないようであれば努力に見合ったものを得る事が出来ないとも言えます。
行政書士に関してですが、お仕事そのものは決してなくなる事はないだろうと言われています。
行政書士のお仕事は書類の作成業務になりますが、専門的な知識が必要になる事ですので、誰でも行えるような事ではありません。
ですので、行政書士に依頼する事そのものは決してなくならないだろうと言われているものの、行政書士そのものの数が増えてくると行政書士の間でも競争原理が生まれます。
例えば歯医者。歯医者は誰もが持っている「歯」をケアしてくれる場所になりますので、誰もが定期的に足を運ぶ場所ではあるのですが、歯医者の数そのものはとても多いです。
「歯医者」という単位で見れば客足は減っていないのですが、歯科医院単体で見てみると、客足が減っている所もあれば、廃業を考えている所もありますが、一方では多くのお客を集めて繁盛している歯科医院もあります。
行政書士も同様で、多くの顧客を抱えている行政書士もいれば、仕事そのものがないおかげで副業まで行わなければならなくなっている。
そのような行政書士もいるのです。
言うなれば自分次第という事になります。
その点では、行政書士は「取得して終わり」ではなく、取得してからが行政書士としての本番と言える資格です。
行政書士としての力量によって仕事の量が変わってきます。
それは、言い換えれば収入そのものにも影響が出るのですから、行政書士の将来性・安定性というのは、結局は本人次第という事になります。
だからこそ、やりがりのあるお仕事とも言えます。
最終更新日 2025年6月15日 by kitairu