・ビジネス英語を身につけたい
・ビジネス英語の勉強の仕方が分からない
・仕事で英語をよく使うので英語のスキルを上げたい
ビジネス上、英会話スキルの習得を求められる人も増えています。
ただ、ビジネス英語は難しいイメージで、苦手意識が先行してしまう人もいるのではないでしょうか。
しかしながら手順を踏み少しずつ学んでいけば、必要な英会話スキルを着実に身に着けていくことができます。
ビジネス英会話を学ぶ上での目標
勉強を行うにあたりまず考えたいのが、ビジネス英会話を学ぶ上での目標です。
外国人との日常のコミュニケーションを図りたいのか、英語でプレゼンを行いたいのかなど、人それぞれで必要なスキルは違っています。
闇雲に勉強を行ってもなかなかモチベーションは上がらないものですし、遠回りの勉強では余計な時間を消費してしまいます。
しっかりと目標を設定しておけば道筋が見え、やる気も保ちやすくなるはずです。
ビジネス英語の勉強の仕方
勉強の仕方には複数のアプローチがあり、どれが適切かはその人のスキルやゴールによって異なります。
しかしビジネス英会話が必要な人は、できるだけ早く習得をしたいと考えている人も少なくないでしょう。
定型文を暗記してしまう
短期間でスキルを伸ばす方法としては、定型文を暗記してしまうのがひとつのやり方です。
いちから文法や応用などを学ぶには時間が掛かりますが、定型文をお決まりのフレーズとして覚えておけば、ひと通りの意思表示は行うことができます。
そこまで丁寧な発音ではなくともある程度、言葉は通じますので、ビジネスシーンで使いそうな文章や言い回しをピックアップし、瞬発的に発せられるようにしておきましょう。
定型文に関しては、シーンごとに分類しておくと引き出しに迷わずに済みます。
メールを送る時や電話の時、ミーティングをする時など、それぞれのシチュエーションで使う英語はある程度、限られていますので、例文を頭の中に入れておくだけで言葉にも詰まりにくくなるはずです。
【参考】ビジネス英語本
必要な単語を叩きこんでおく
必要な単語を叩きこんでおくのもポイントのひとつです。
意思表示をするには、そもそもの単語を知らなければ行うことはできませんし、逆にある程度の単語を知っていれば、途切れ途切れでも意思を伝えることができます。
文法ができておらずとも、ざっくりと通じれば会話になる場合もあるため、使用頻度の高そうな単語を勉強しておくようにしましょう。
単語を勉強する際には、正しいスペルに捉われる必要はありません。
文字として書く必要がある場合は調べながらでも作業はできますので、最初から一字も誤ることなく覚えようと時間を消費するのはナンセンスです。
英会話の時に言葉として表現できることが重要なため、細かな部分は後回しに考え、英単語と日本語での意味を中心にインプットしておくようにしましょう。
アウトプットを心掛ける
単語の勉強に限ったことではありませんが、アウトプットを心掛けることも欠かせません。
人の脳は情報を入れた後に、それを使ってみてこそ刻み込まれていきますので、知識を入れるだけでは勉強として不十分です。
したがって定型文も単語も積極的に使っていく姿勢が必要であり、日常の中でも英語に変換できるように意識することが大切です。
瞬発的に出るようにしておかないと実用性も高まらないため、覚えただけで満足をしてしまう人は注意が必要と言えます。
ビジネス英会話を学ぶ上での心構え
完璧さを求め過ぎない
続いてビジネス英会話を学ぶ上での心構えについてですが、完璧さを求め過ぎないことが挙げられます。
日本人は言葉の使い方を大切にする傾向が強く、正しさにこだわる人も少なくないでしょう。
しかしネイティブではない日本人が完璧に英会話をマスターするには相当な時間がかかりますし、急ぎでスキルを身に着けたい者からすると現実的ではありません。
あまり完璧さにばかり捉われる必要はなく、それよりも大切なのは完結させることですので、まずは文章の最初から最後までを言い切れるようにしておくようにしましょう。
それが、たどたどしい場合でも一文として完結していれば意思は伝わりやすくなりますし、コンパクトにフレーズをまとめることで覚えやすく、瞬時に言葉としても出やすいはずです。
日本語を話す外国人と会話をする場合も、長々と話しをされるよりも、一文が短くまとまっていた方が理解をしやすいものです。
恥ずかしがらない
恥ずかしがらない姿勢も大切な心構えと言えます。
これも完璧さを求めがちな日本人ならではの特徴で、誤ることを恐れてしまう人も少なくありません。
間違ってしまったらどうしよう、笑われたら恥ずかしいなど、こうした意識が邪魔をして言葉を詰まらせてしまう人もいます。
しかし相手からすれば外国人である日本人の口から、一言一句間違えのない言葉が出てくることを期待していません。
日本人が外国人のたどたどしい日本語会話をある程度許容するのと同じで、外国人も不慣れな様子を受け入れてくれるはずです。
まとめ
決して失敗を恐れる必要はありませんし、むしろ言葉に詰まってしまいコミュニケーションが取れない状況の方が相手を困らせてしまいます。
積極的に英会話を使ってこそスキルも効率的に伸ばしていくことができますので、間違うことすらも楽しみながら英会話を学んでいきましょう。
最終更新日 2025年6月15日 by kitairu