不幸があり、喪中はがきを出さなければならなくなった時、いざ喪中はがきを出そうと思ってもどのようにして出すのか。
そもそもどのようなルールとなっているのかよく解らないという人も多いようです。
喪中はがきはいわば礼節ですから、その点もしっかりと意識しておかなければなりません。
せっかく喪中はがきを出しても書き方がおかしければ相手から「何だこれは」と思われてしまう事にもなりかねませんし「マナーも解っていないのか」とさえ思われてしまいます。
喪中はがきにもまた書き方がありますので、それらをしっかりと理解しておくべきです。
一般的に、差出人は個人でも連名でも良いのですが、夫婦連盟で出す場合には故人の続柄は夫の側から見たものとなります。
つまり、故人が妻の父の場合、「養父」になります。そして年齢。
実はこれが案外迷うと言われているのですが、基本的には数え年を使う事が一般的と言われています。
数え年とは、生まれたその時を「1歳」として数える事になります。
そして元旦を迎える度に1歳ずつ加算していくという方式になりますので、その年の誕生日がまだの場合は満年齢から+2歳。
既に誕生日を迎えているのであれば+1歳が数え年になります。
そして文面ですが、こちらはテンプレート等が多々ありますので、それらを活用した方が失敗が無いとされています。
自分自身で文章を考えるよりも、喪中はがきは相手に対しての「年賀欠礼」になりますので、受け狙いの必要は一切ありません。
ですので、テンプレート等を参考にすべきです。
このように、喪中はがきにもいろいろとマナーがあるのです。
「とりあえず出しておけば良い」と考えている人もとても多いと言われているのですが、出すだけではなく、出すからにはしっかりとしたマナーを考えておかなければならないのです。
この点の解釈がなかなか難しいと言われていますが、風習・文化なのですから、マナーを弁えた上で出すよう個心がけるべきです。
最終更新日 2025年6月15日 by kitairu