国内から発信する日本ユニセフ協会

2017年6月26日

公益財団法人として東京都港区に本部があるのが日本ユニセフ協会であり、世界にある34カ国の先進国や地域に点在している委員会のうちの一つとして位置付けられている上に、日本においては民間に対して児童基金を行っている唯一の団体です。

アジアでは取り分けて大きな規模を持つということで、統括する目的で独立した事務所を有しているのも特性の一つであり、主に広報活動に従事しています。

日本ユニセフ協会と言っても具体的な活動内容などについて理解していなかったり、説明することができない方が多いのですが、誰もが咄嗟に連想するのは街頭などで募金箱を手にして協力を呼びかけている光景です。

実は集められた募金は世界中にある同系列の団体の活動をサポートするという名目も兼ねており、恵まれない地域の人々に対して有効活用されています。

他には街頭で人々の興味関心を抱かせるようなキャンペーンを行っていたり、ダイレクトメールを送付するということも行われていますし、クリスマスなどのイベントシーズンにはグリーティングカードの販売を講じることにより金銭を得て支援に繋げています。

日本では他国のように飢餓に悩む子供はいないものの、遠く離れた地で空腹に苦しんでいる子を助け、人権を守るために啓発活動を実行したり条約の締結に尽力しています。

日本ユニセフ協会の施設

日本ユニセフ協会ではビルを所有しており、内部をホールや展示を行うためのスペースとして有効活用している上にミニシアターを利用して現時点での活動実態や小さな子たちの実情について公開しています。

ショップも併設されており、様々な興味深いグッズが買い求められる上に、売上は寄付金として恵まれない環境にある者に対して使われています。

国内の児童などにおいても家庭の事情や学校に纏わる問題などにより学びたくても学べないというトラブルに直面している方々が居る上に、近年増えてきているということを懸念しビルの中では自由に勉強することができるスペースもあります。

そして、世界規模で展開しているだけではなく各都道府県ごとに支部を設置している上に、各々が独立性が高くまるで本部のような役割をしています。

そのため、北海道に設けられている支部においてはオフィシャルウェブサイトの表記が日本ユニセフ協会のそれとは若干異なっており、取り分けて地域社会に密着している様子を伺い知ることが可能です。

ますます社会が複雑化していく中、日本ユニセフ協会が担う責任と役割は大きなものになってきています。

最終更新日 2025年6月15日 by kitairu